お肌の厚み 健康ですか?
お客様のお顔を見るときに、お肌表面の『厚み』をチェックします。
お肌のキメってキルティング生地の様な形状になっているのですが、ポコポコ膨らんでいるところがふっくらしていると良い状態。
逆に膨らみがなく、ペターっと一枚板のようなになっていると『キメが削られ薄くなっている』ので良くない状態です
この削られた角質の場合、キメの線もなくなりピカっと光っていたりするので、『肌がキレイでピカピカ』と勘違いする人が多いのですが、そうではなくて『薄くて守る力もないペラペラな角質』のしるしなんですね。
↑ふっくらキメの図
↑削られたキメの図
ペラペラの角質は、図の様にファンデーションのツキも悪くなります。
パウダーファンデがうまく肌に乗らなくてリキッドしか使えない…という人は、キメが痩せてしまっているかもです
そもそもなぜキメが薄くなるのかですが、
多くは摩擦のかけすぎ、洗浄成分の強いもので洗いすぎ、顔剃りのしすぎなどが考えられます
摩擦の原因としては、
①泡立たないゴシゴシ洗顔
②シャワーを直接当ててすすいでいる
③花粉やアレルギーで肌をこすっている
④ファンデを強くこすってつけている
⑤固いメイクブラシを使っている
…など、本当に様々です。
あと、やたらと顔を触る癖だったりもします
なんといっても角質層は約0.02ミリしかないんですね。よくラップとか、卵の薄皮とかに例えられますが、本当に繊細な部分なのです
卵の薄皮にシャワーをかけたら、どんな風になるか…イメージしてもらえれば、どれだけデリケートに扱わなくてはいけないものかわかりますね。
長いので続きます^^