続き。バリア機能を高めましょう
角質の厚みについて、続きです
お肌の表面は、色んな役割の層が重なっている形状になっています
上から角質層、表皮層、真皮層、皮下組織、そして筋肉となります
丸がついているところが角質層です
角質層は表皮層以下をを、表皮層は真皮層以下を守っていて、しいては全体で内臓を守っている…という感じです。
よく『バリア機能』とか『保護機能』といわれるのは、その『守る働き』の事なんですね。
角質層は1番表面にある為に、『お肌の屋根』の役割をしています。
摩擦されたしりして傷んだ角質層は、ペラペラの貧弱な屋根なので、外部からの刺激…紫外線とかアレルギー物質とか、から守る事ができません。
それに加えて、隙間だらけの状態なので、肌内部の水分がどんどん蒸散してしまいます。
まとめますと
摩擦などで角質層が削られて薄くなり、バリア機能が低下する
↓
紫外線やアレルギー物質から肌内部を守れないからトラブルの原因になる
↓
水分がどんどん蒸散するので、潤いが保てない
↓
肌があれる、さらに角質層がもろくなる
↓↓↓
バリア機能の低い、トラブル肌になる
大人のアトピーになったりもします…
お肌が老化してきたなぁ、シワタルミ気になるなぁって感じて、エイジングケアをしよう!と思った時、多くの人は高額な美容液に手を出したりします
でも、バリア機能の低下したお肌に濃厚な栄養の美容液をつけるのは、病気の時にステーキを食べる行為と同じ、肌がビックリして拒否反応を起こしてしまいます。
スキンケアで絶対に初めにしなくてはいけないのはバリア機能を上げる事です。
その為に、洗顔やクレンジングからしっかり見直して、まずはふっくらした適度な厚みのある丈夫な角質を育てていかなきゃですね
^^