ベジタリアンだった1年間② 〜菜食生活編
①続き
一冊の本からベジタリアン生活がスタートした訳ですが、その毎日は色んな面で結構大変でした(∋_∈)
まず人と食事に行く時にもお店を選ばなくてはいけません。人数が多くてシェアする場合は肉以外を勝手に取り分けられるので良いのですが、一対一で1人ずつオーダーする時など、メインに肉類が一切入っていないメニューが案外無く、かといってサラダだけ、副菜だけを食べるているのも相手に対して微妙なので毎度苦労していました。
1人の時もお腹が減っているのに入れるお店がすぐには見つからず、結局コンビニでおにぎりやサラダなどを買って公園で食べたりもしていました。(今はヴィーガンやハラルもOKの店も増えてきていますが当時はまだまだ少なかったのです)
また、想定外の差し入れを頂いたり、お家にお呼ばれの際の食事など、好意で準備して下さっているお肉系のごちそうなどをお断りしなくてはいけない場面も多々ありました。
親戚の叔母の家にお邪魔した時に、トンカツ揚げるから食べて行く?と言ってくれるのをごめんねと断って理由を伝えたら、心配そうな顔をしながらもすぐ別のものを作ってくれて申し訳なくて泣きそうでした。
私が健康にこだわって極端な食事法の実践をしているのではないか。。と心配していたみたいです(◞‸◟)
友人、知人からも、悲しそうな顔をされたり、やめなさいと説得されたり、伝えた日から一線を引かれたり笑
きっと、子供の頃から宗教的理由などでベジタリアンだったのならこんな事は無かったと思います。ある日突然そうなったので「また変な事にハマってるのね」みたいに扱われていました。つらい
これらは全て私のメンタルが弱いから苦労しただけなのかもしれません。
堂々と「ごめんなさい私ヴィーガンなので」と伝えるだけ、それでいいのだと思います。「ごめんね、あのね、私ちょっと理由があってね…」と弱弱モードで伝えるから余計に変な反応をさせてしまったのかなと。
お肉のイメージってやっぱりスペシャルで、豪華で、食べると元気になる!ワクワク食材なのだと思います。だから余計に、いろんなシーンで「肉食べよう!!肉!!!」と盛り上がっている雰囲気を私の一言で壊してしまう事を極端に恐れるようになっていました。
当時は油揚げ入りの野菜炒めばかり食べていたような気がします。(まだ料理スキルが低すぎました)自分でも物足りないと思いながらも、でも肉は受け付けないし…
そんな生活を続けるうちに、体重が少しずつ落ちてきました。
本当ならヤッホーですが、周りからは誰も褒めてもらえず、むしろ「やつれた?」とか「体調悪そう」と言われる事が何度もありました。
生理も2ヶ月ほど止まり、復活したらひどい生理痛になり、身体がどうにかなってしまったのかと不安になりました。
(これはあくまで私の身体による反応で、菜食が全てこうなるという事ではありません)